2005年09月04日

神田商店街の歴史

 霊峰富士の南麓、富士山本宮浅間大社の門前町の一角に神田商店街はあります。

その歴史は古く、戦国時代にはすでに定期的な市が開かれていたという記録もあります。

当時は「大宮の六度市」といわれ、毎月6回の市が立っていました。

 初めは浅間大社と特別の関係にある特権商人だけの市でしたが、永禄九年(1566年)に今川氏の朱印状により、誰でも自由に売り買いできる「楽市」となりました。

それ以後、遠く長野県の子守唄に「神田の市に帯買いに・・・」と歌われるほど賑わうようになりました。
 
 神田商店街ではこの故事にならい、「神田楽市」の名を復活することで、自由で賑わいのある楽しい町を目指して日々努力しております。


 ところで、神田という地名ですが、当地に浅間大社に五穀豊穣を祈願して神様のためだけにお米をお作りする田んぼがあり、そこの「神田宮御田植神社」に由来します。
 浅間大社が初めて村山というところに第11代垂仁天皇によって開かれたのが紀元前26年、現在の地に坂上田村麻呂が勅命により遷座させたのが806年です。神田という地名も大変な由緒があるのですが、なぜか旅行などに行くと、「江戸っ子の神田」の贋物のように思われることがあるのはちょっとくやしいですね。